現代紙幣にサヨナラした30代女子のブログ

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ヴィタリック氏、グーグルから就職オファー ツイッターでフォロワーに意見求める

グーグルは、イーサリアム(ETH)の共同創始者であるヴィタリック・ブテリン氏を採用しようと試みているようだ。20日に投稿されたといわれている、すでに削除されたブテリン氏によるツイートで明らかになった。

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ブテリン氏は、現在は削除されているツイートで、グーグルで働くことが「現在または将来的にあなたの理にかなっているか」と尋ねるグーグルの採用担当者によるものと見られているメールのスクリーンショット画像と、グーグルに就職すべきかどうかについてツイッターコミュニティに意見を求めるアンケートを投稿した。

最初の投稿で、ブテリン氏は採用担当者の名前、メールアドレス、プロフィール画像を伏せるのを怠っていた。削除されるまでにアンケートには2000件以上の回答が集まり、ブテリン氏がイーサリアムを去りグーグルに就職することについて大多数が「ノー」と否定的な回答をしていた。

グーグルは3月末、「改ざん防止」監査システムとクラウドオペレーションプラットフォームという2つのブロックチェーンプロジェクトに取り組んでいることを明らかにした。一方でグーグルは同月、仮想通貨関連の広告をすべて禁止する計画を発表している。

掲示板レディットのユーザーであるFuyuki_Wataruは、ブテリン氏のグーグルに関するツイートと投稿の削除について以下のようにコメントした。

「(ブテリン氏は)自由に自分のやりたいことができる(…)正直に言って、たとえそれがグーグルのような企業であるとしても、彼には、ある企業に閉じ込めるべきでないほど大きな才能がある。この若さでこれほど大きなことを成し遂げたなら、あなたの人生にはもっと多くのプランがあると思う。ひょっとしたら1~2か月の楽しい休暇を取る方がましかもしれない」

 

 

参考URL:

https://jp.cointelegraph.com/news/vitalik-buterin-reportedly-pursued-by-google-asked-followers-for-opinion-in-deleted-poll

ノルウェー中銀、デジタル通貨発行に向けたホワイトペーパーを公表

ノルウェー中央銀行がデジタル通貨発行に向けホワイトペーパーを公表した。ホワイトペーパーによれば、デジタル通貨は現金取引の補助を目的として発行されるとのことだ。

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CBDCと名付けられたデジタル通貨は、民間銀行の預金の入出金や一般的な日常取引などにも使われることを想定している。ノルウェーでは、取引における現金の割合が減少しており、全体の10%にも満たないことがCBDCの発行を検討するきっかけとなった。

ノルウェーの経済における取引の多くは現金、クレジット/デビットカード、Giroの3つのカテゴリーに分けることができる。Giroは、ノルウェーの銀行間取引システムのことで、パソコンやモバイル端末からもアクセスすることができる。ノルウェーではカードの利用割合が70%と最も多く、次いでGiroが20%となっている。

中央銀行がデジタル通貨を発行しようとする1番の目的は、通貨供給量の管理を目的とする金融政策の効果向上にある。中央銀行は通常金利の調整によって通貨の供給量をコントロールしようとするが、現金では正確な取引データが取れない。そのため市場が求めている適切な金利を測ることを困難にしている。

たとえば、日本ではタンス預金が43兆円に上るとの試算がでているが、現金の取引を追跡することはできないため正確な数字は明らかではない。経済の安定的な成長を促すことが役目の中央銀行にとって現金は、適切な金融政策を行う上で障害になり得るのだ。

現金のデジタル化は取引の円滑化に寄与すると考えられているが、現金がなくなることで民間銀行の収益構造に大きな影響を与える可能性があることも考慮する必要がある。現金がなくなるとATMが必要なくなり、手数料で収益を上げる民間銀行は打撃を受けることとなる。さらに振込手数料や外国為替手数料なども大幅に減少することが予想される。

銀行は、現金の預金業務とともに貸付業務も行っているため、銀行の収益悪化はお金の流れを減速させ経済全体に悪影響を及ぼす可能性がある。デジタル通貨の発行には、現行の金融システム自体を徐々に変えていく必要がある。

ノルウェー中央銀行は、CBDCの発行を決定するには時期尚早であるとし、現金への需要や、発行に関する費用対効果などを見極めながら発行するか否かを決めると結論づけている。

 

参考URL:

https://btcnews.jp/8fk2f5og16341/

テザーが新たに2億5000万ドルのUSDTトークンを発行

ステーブルコイン(安定した価値を持つ仮想通貨)のテザーは18日、2億5000万ドル(約277億円)分の新しいUSDTトークンを発行した。オムニ・エクスプローラーが伝えた。

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テザーはステーブルコインと呼ばれる仮想通貨「USDT」を発行する企業だ。テザーによると、USDTは1:1の割合で米ドルに裏付けられている。テザーは、正式な監査が実施される前に監査法人フリードマンLLPとの関係を打ち切ってから、同社の透明性の欠如に対して批判を受けてきた。

ステーブルコイン市場をほぼ独占しているテザートークンの総発行数は、現在25億USDTに達しており、批判者の中には、これらのトークンがすべて米ドルに裏付けられているというのが信じ難いと考える人もいる。

そのような批判者の一人である匿名ブロガーのBitfinex’edは、テザーによるコイン発行とビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主流仮想通貨の価格上昇との相関関係を指摘している。コインテレグラフのBTCとETHの価格指数によると、2億5000万ドル分のテザートークンが新たに発行されてから1時間以内に、ビットコインの価格が約120ドル上昇し、イーサリアムの価格が約10ドル上昇した。

テザーの関連会社である仮想通貨取引所最大手のビットフィネックスは、監査報告がないためいまだに立証されていない1米ドル=1USDTのレートに対し疑問を投げかけるBitfinex’edのような批判者らに対して法的措置に出ると脅した。

ステーブルコイン市場に参戦する企業は今後増えるかもしれない。ゴールドマンサックスが出資するサークルに加えて、TrueUSD、ベーシスなどの新たな企業が独自のステーブルコインを開発し始めている。

 

参考URL:

https://jp.cointelegraph.com/news/tether-mints-250-mln-of-new-usdt-tokens-rekindles-controversy

コインベースが銀行ライセンス取得を模索、当局と協議

米国の仮想通貨取引所大手コインベースが、銀行ライセンスの取得について、規制当局と協議した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が18日に伝えた。

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コインテレグラフによると、本件について詳しい情報筋によれば、コインベースは18年初旬、銀行ライセンスと同社のビジネスモデルについて、米通貨監督庁(OCC)と協議したという。コインベースの広報担当者はWSJに対し、この会合に関するコメントを拒否したが、同社は「提供する商品やサービスに関し適切なライセンスを持つことを確実にするため、国や連邦の規制当局との密接な連携に注力している」と述べた。コインテレグラフからもOCCとコインベースにコメントの依頼を送ったが、記事執筆時点でまだ返事はない。

WSJは4月始め、コインベースが認可証券会社及び電子取引所として、米証券取引委員会(SEC)への登録も目指していると伝えた。また、コインベースは今週、ヘッジファンド等の機関投資家向けに、一連の新たなプロダクトをリリースする計画を発表している。

WSJが指摘する通り、銀行ライセンスの取得によりコインベースは、OCCの限定目的許可を利用して、自社での資産保管サービスや決済サービスを提供することができるようになる。また、より多くの機関投資家を顧客として呼び込む役にも立つ。さらに、コインベースは各州の規制当局ではなく、連邦規制当局にだけ対応すればよくなり、ユーザーに対し連邦政府の保証する銀行口座を提供することもできる。

しかし、OCCのジョセフ・オッティング氏は、4月に行われた銀行協会の会議で、州規制を回避する目的で銀行ライセンスを取得しようと来訪するフィンテック企業のほとんどが、途中で断念すると述べている。

「彼らはやって来て私たちと話をし、銀行になるため実際に必要なことを理解すると、どんよりとしたような表情を見せ、しばしばスリップ痕を残して急いで建物から去って行く」

米国政府は最近、仮想通貨に対する規制についてさらなる検討を始めた。また、SECは3月始め、仮想通貨企業に対する調査を開始している。3月中旬には、資本市場・証券・投資小委員会が、仮想通貨とイニシャルコインオファリング(ICO)に関する聴聞会を開催した。聴聞会には、コインベースのマイク・レンプレス最高法務・リスク管理責任者が、業界から招かれた4人の証人の1人として参加した。

この聴聞会でレンプレス氏は、仮想通貨に対する現在の米国の規制システムに言及し、明確さに欠けるため「健全なイノベーションを損なっている」とした。

 

参考URL:

http://venturetimes.jp/cryptocurrency/c-exchange/coinbase/36791.html

暗号通貨の格付けの不完全性、評価基準を公表していないレーティング会社の問題点とは

中国の政府系機関から暗号通貨のレーティングが発表

中国の政府系機関である中国電子情報産業発展研究院(CCID)から暗号通貨の格付けが発表されました。中国電子情報産業発展研究院(以下CCID)は、中国工信部(以下MIIT)の系列のシンクタンクで、ブロックチェーンプロジェクトの月次評価を今月(5月)より行なうとしています。

CCIDによると、同機関による独自のレーティングシステム「グローバル・パブリックチェーン・インデックス」を開発したとしていて、今回の格付けを行っています。CCIDは以前より、ブロックチェーンの研究プロジェクトに投資をしています。

以下が格付けの概要です。トップはイーサリアム(ETH)で、そのあとに、Steem、Lisk、NEOが続きます。ビットコイン(BTC)は13位に位置します。

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http://cyyw.cena.com.cn/2018-05/17/content_386493.htm より引用

さて、この格付けですが、筆者の個人的な意見を言うのならば、違和感は感じるレーティングではあります。とりわけ、ビットコインが13位である点については、どうフラットに見たとしても、分散性やノード、セキュリティの面で正しい評価がなされると思えず、レーティングシステムの欠陥を感じます。

こういった組織は、政府から支援を受けたら、たとえレーティングシステムが成熟していなくても、出さなくなくてはいけないでしょうし、そもそも深く考えていない可能性も高いです。また、こういったレーティングを継続するうちに高確率で賄賂もらってランキングいじりはじめたり、事前リークとか始めることが関の山だろうと想像してしまいます。そして、レーティング基準が公表されておらず、「内部の独自基準でのレーティング」とされてしまえば、それも追求ができないのです。

PER/PBRなど客観的指標が存在しない黎明期

また、アメリカのWeiss Ratings社は、今年2月に格付機関としては初の74種類の暗号通貨の格付けを発表しました。ですが、現状存在するほとんどのレーティングサイト、およびWeiss Ratings社の格付けはあまり客観性もなければ、各社に正しい評価能力があるとは思えません。

とはいえ、レーティングに対して、基準は公表されるべきであろうと思います。暗号通貨は客観的な価格指標を、株式のように、PER/PBRなどで算出することもできず、割高・割安かの判断もできず、評価も難しいです。
※PER=株価収益率、PBR=株価純資産倍率

正統性のある基準を公表し、レーティングをする会社が現れれば、いずれ暗号通貨業界で伝統のある格付け会社として残っていくと思います。そして、そうでない格付けシステムはいずれ消えていきます。これは既存の金融でも繰り返されてきたことです。

 

参考URL:

https://coinchoice.net/cryptocurrency-rating-problem/

米コロラド州、政治運動費用への仮想通貨による寄付受け入れ提案

米国コロラド州選挙の立候補者は、選挙キャンペーン費用の仮想通貨による寄付を受け入れ可能になる見込みだ。デンバーポストが17日に伝えた。

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ウェイン・ウィリアムズ州務長官は、16日に提出した規則案で政治運動の寄付を仮想通貨で受け入れる提案をした。連邦選挙委員会 (FEC)は 、ビットコイン現物による寄付受け入れをすでに承認している。ビットコインによる寄付金は10日以内に政治運動の公式供託所に移動させる必要がある。

寄付された仮想通貨は現金によるものと同様に扱われる見込みで、価値は寄付時点で算出する。コロラド州はFECの指示に従い、寄付限度額を超えた場合は寄付者に返金すると見られている。

同州副長官のスザンヌ・スタイアート氏は、仮想通貨による寄付は会計上の問題が起こる可能性があると懸念を示したが、寄付者にとって利便性があり、FECと歩調を合わせると述べた。

コロラド州以外に、政治運動費用の寄付を仮想通貨で受け入れている州には、ニューハンプシャー州があり、2014年には受け入れを開始した。

 

参考URL:

https://jp.cointelegraph.com/news/us-colorado-proposes-accepting-cryptocurrency-for-political-campaigns

米国証券取引委員会、みずからICOのフェイクページを作って素人教育に乗り出す

騙されちゃいけません。

仮想通貨でたくさんのお金を儲けるのが詐欺師たちです。仕組みもよく理解せずに仮想通貨にお金を注ぎ込む投資家たちが騙される、というニュースが連日報道され、あやしげなICOにまた人が群がる…という光景が繰り返されています。

そこで米国証券取引委員会(SEC)が投資家への教育のために制作したのが、なんとHoweyCoinsという偽のICOサイト。ブロックチェーンとトラベルという「デジタル経済でもっとも成長が集中している分野」を組み合わせたもの、と非常に曖昧な表現で説明されています。もちろん、実際の技術は存在していませんし、役員もまったくのでっちあげです。

仮想通貨にまつわる詐欺を少しでも勉強した人ならピンと来るような、「パンプ・アンド・ダンプ」「有名人を使った宣伝」といった、詐欺によくある手法がプンプンと臭う仕上がりになっているんです。今を逃すと大儲けできないですよ!という煽りまで。

ホワイトペーパーももちろん、8ページに渡って非現実的な主張や中身のない文章が詰め込まれた物が公開。ICO詐欺を何度も見てきたSECだからこそできる、洗練されたモノマネ芸になっています。

では通常の詐欺と何が違うかというと、投資家がHoweyCoinを買おうとするとお金を受け取る代わりに説教ページにジャンプするんです。そんなに簡単にお金をあげてしまってはいけませんよ、という具合。

もちろん、投資家たちの教育という意味で有意義であることは間違いありませんが、SECの担当者も遊び心を持って楽しんでいるのが伝わってくるプロジェクトです。

 

参考URL:

https://www.gizmodo.jp/2018/05/fake-icosite.html