76億円相当盗まれたマイニングサイト「NiceHash」盗難分も「払い戻す」
12月6日(現地時間)にハッキングを受け、約4700BTC(ビットコインの単位、当時約76億円)を盗まれた、スロベニアのマイニングサイト「NiceHash」は、12月20日にサイトを復旧させた。盗まれた約4700BTCは「NiceHashが持っていた資金の全て」だったという。
NICEHASH IS BACK 👉https://t.co/GPTBTgO46S 💪
— NiceHash (@NiceHashMining) 2017年12月20日
Please make sure to:
- Set a new password
- Set a new 2FA
- Do not use your old deposit address
- Generate a new NiceHash wallet address
- If you used NiceHash wallet address in NiceHash miner, you need to update it pic.twitter.com/cwpyXQFv2r
NiceHashはマイニングの採掘能力を売買できることが特徴。マイナー(採掘者)にとっては、ソフトの設定が容易で、収益性の良い仮想通貨を自動で切り替えてマイニングする機能があったため、入門向けに支持されていた。
復旧したサイトにログインすると、全てのユーザーの残高が0になっている。一方で過去の残高のタブもあり、ハッキング以前にNiceHash上に自分がいくら保持していたかを確認できる。
盗まれた残高について、NiceHashは「国際投資家のグループから、残高復旧のための資金を確保できた。残高の払い出しについては2018年1月31日にアナウンスする」と声明を出している。既に資金を確保できているのに払い出しまで時間がかかるのは、「全ての法的な書類を正しく処理するため」としている。
参考URL:
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1712/21/news088.html