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米ICE、ビットコインETFを新たに申請

証券やオプション取引を扱う米NYSE Arcaの親会社インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)は、先物取引価格に連動したビットコインETF(上場投資信託)上場のため米証券取引委員会に承認を求めた。承認されれば、初のビットコインETFが誕生する。

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ICEは、NYSE Arcaにプロシェアーズ・ビットコインETFとプロシェアーズ・ショート・ ビットコインETFという2つのETFを上場させる模様だ。どちらのETFも実際にビットコイン保有せず、投資家は価格の値動きにのみ着目してビットコインへの投資をすることができる。ビットコイン自体を保有しないため、ビットコインが盗まれるなどのリスクが軽減される。

ETFの価格は、米先物取引所のCBOEかCMEのビットコイン先物価格に連動する。CBOEは今月10日、CMEは18日にそれぞれビットコイン先物取引を開始していた。一方、先物取引の取引量自体はさほど多くなく、世界最大の先物取引所のCMEでも21日の取引量は200枚ほどにとどまっている。

ETFが承認されればビットコインのコミュニティにとって大きなニュースとなるだろう。しかし、開発者の一部の者は、ビットコインETFにはオープンプロジェクトならではの問題があると指摘。ビットコインには法的に定義された物理的なものが存在せず、何が本物のビットコインなのかとういう問題がある。ビットコインをコードによって定義することは可能だが、ビットコインのコードは、コミュニティのコンセンサスにより変更される。

コンセンサスが得られなければコミュニティは分裂し、ブロックチェーンが分岐する可能性もある。8月に分岐したビットコインキャッシュのコミュニティには、ビットコインキャッシュが本物のビットコインであると主張する者もいる。

金融業界には、ビットコインETF先物取引を取引所に上場させようとする動きが活発化しているが、金融業界が適切にビットコインのリスクを理解し、金融商品化できるかに注目が集まる。SECは、ビットコインには表面化されていないリスクが潜んでいるとみており、現在までETFの申請を却下してきた経緯がある。

 

参考URL:

https://btcnews.jp/1hjplcxq14375/