Mt,Gox事件の真犯人がFBIに逮捕された!?カルプレス無罪?
7月27日に仮想通貨の裏の顔が垣間見れるビックニュースがありました!
なんと「Mt,Gox事件の真犯人がFBIに逮捕された!?」わかりやすくまとめてみますね。
ことの発端は7月26日に、ある男がギリシャでFBIに逮捕されたことから始まります。
男の名は「アレクサンダー・ヴィニク」38歳。ロシア人で、ブルガリアにある仮想通貨取引所BTC-eの運営者の一人です。この男が2011年からBTC-eを使い、ビットコインを用いた4000億円にものぼる大規模な資金洗浄に関わっていた容疑で逮捕されました。
ここで登場するのが「WizSec(ウィズセック)」。WizSecはMt,Gox事件を独自に追っている調査機関です。この機関が、7月27日未明にアレクサンダー・ヴィニクがMt,Gox事件の真犯人だと言い出しだのです。
Mt,Goxは2010年に設立された仮想通貨取引所です。渋谷に本社があり、当時は世界最大の取引量を誇っていました。代表は「マルク・カルプレス」。設立から4年後の2014年に65万BTCと28億円を消失したとされ、破綻しました。破綻当初はハッキングされビットコインが盗まれたとされていましたが、その後の調査でカルプレスの横領が疑われていました。
それが完全に覆る発表により、ここにきて大どんでん返し!折しも、東京地裁が今月7月11日に業務上横領などの罪でカルプレスの初公判を行ったばかりです。カルプレスは無罪を主張しています。
WizSecの報告によると、Mt,Goxからビットコインをハッキングするために、ヴィニクがMt,Goxのホットウォレット秘密鍵を2011年に不正入手したとされています。さらに、ヴィニクは2013年までに63万BTCをMt,Goxから盗み取ったと報告しています。
このときに盗み取ったビットコインをBTC-eで換金し、いろいろな組織に資金を流していたようです。つまり、BTC-eというブルガリアの大手取引所がMt,Goxをハッキングしていたということです。このBTC-eはランサムウェアという犯罪や違法ドラックの取引に利用されていたことが推測されています。完全にブラックな取引所ですね。
実際にカルプレスは無罪なのか?ヴィニックを含めたBTC-eが組織的にMt,Goxをハッキングしたのか?
まだ真相は明らかにされていません。
カルプレスは意気揚々とツイートしてますね。
MTGOXのビットコイン消失事件の真犯人は昨日ギリシャで逮捕。やっとこの事件の事実が解明されます。
— Mark Karpeles (@MagicalTux) 2017年7月26日
逮捕当時は太っていたカルプレスですが、初公判でイケメンへの変貌を見せたことで「もしかしたら無罪じゃね?」と囁かれはじめているとかいないとか 笑
見た目が重要な時代なので。