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ブリスベン空港、空港でもビットコインが使える試み

先日、オーストラリアのブリスベン空港のターミナル内で仮想通貨の支払いができるようにすると発表されました。これは国際空港では初の試みとなります。

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ブリスベン空港は現地のビットコイン決済スタートアップ、TravelbyBit(トラベルバイビット)と協業し、空港のターミナルで仮想通貨支払いができるようにするそうです。

使える仮想通貨にはビットコインイーサリアム、ダッシュ等が挙げられており、ターミナル内のコーヒーショップやレストラン、雑誌やスナックを販売するストア、お土産ショップなどで使えるようになる予定のようです。

プレスリリースによると、ブリスベン空港はコミュニティのプロジェクト推進、現地ビジネスをサポート、旅行者により良い体験を提供する、デジタルイノベーションの領域において空港のリーダー的存在となるというゴールを掲げており、今回の取り組みはこれらをより強化するものという位置づけになっています。

空港を運営する Brisbane Airport Corporationのゼネラルマネージャーは 「世界中のたくさんの人が仮想通貨に投資して資産を増やしました。そして多くの人が海外に旅行しています。ですので、ターミナルの中で仮想通貨を使えるようにするのは理にかなった取り組みです。」 と述べています。

確かに海外旅行に行くと、クレジットカードをメインで使うにしてもやはり多少は現地の通貨が必要になる上、旅行が終わって現地通貨が手元に少し余ってしまうのも少し面倒です。この取り組みで空港と手を組んだスタートアップのTravelbyBitは仮想通貨を使って海外旅行や出張の際にスムーズにお金のやりとりができるようにするサービスを構築している会社です。

TravelbyBitのCEOは「私たちは観光業界で仮想通貨の利用事例をつくり出しています。このセクターで仮想通貨を扱うことはは非常に理にかなっています。」とコメントしています。

航空会社でも仮想通貨やブロックチェーン活用

空港内で仮想通貨支払いができるようにする取り組みは今回発表されたものが初ですが、このほかにも航空会社等では仮想通貨やブロックチェーンを活用する取り組みが行われています。

格安航空会社のピーチアビエーションは昨年5月にビットコインで航空券を買えるようにするという計画を発表していますし、過去にはドイツのルフトハンザ航空が旅をテーマにしたブロックチェーンスタートアップと協業していたり、ロシアの航空会社S7がイーサリアムブロックチェーンを使ったチケット販売に向けた取り組みを行うなどの事例も見られています。

価格変動の激しさから実際の利用については最近若干敬遠されてはいますが、旅行業界での仮想通貨受け入れにはこれからも注目です。

 

参考URL:

https://coinchoice.net/bne_accepts_crypto_payment/