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ビットコイン詐欺の大御所、韓国で数百万米ドルの罰金刑が言い渡される

今週、ビットコインで高収入が還元されるという嘘の約束をしたとして、2人の男に1,500万米ドルと800万米ドルの罰金が韓国の裁判所から言い渡された。Coindesk によれば、2015年に開始されたこのネズミ講では、投資家から2,000万米ドルが奪われたという。

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(編注:各社の報道で2人の氏名については明らかにされていないが、事件に関わった事業者はフィリピンに拠点を置き、2人の男のうち1名については、インターポールを通じて国際手配中であることが明らかになっている。)

事件の詳細については明らかになっていないが、仮想通貨を使った詐欺は、マイニングリグのアイデア、偽の独自ネットワークや、取引所からとされる利益を駆使して行われることが多い。そして、このスキームに関わる人々がお金を投じれば投じるほど、より多くのコインが獲得でき利益が還元されるようになると、加害者らは投資家を納得させる。詐欺行為の一部には、コインの数や価格の操作が求められる(たいていの場合、正当なマイニングや投資は報告されているよりも、はるかに小さな規模で行われている)。

この種の詐欺行為は、分散型台帳がどのようなしくみかを理解していない人々を手玉にとるもので、このような人々は、引用されたハッシュ ID に対するリターンを簡単に事実確認できることを知らない。最終的には、昨年ビットコインが世界的にブームを呼び、1コインあたり2万米ドルという価格にまで上昇したときなどに、人々は投資分から現金を取り戻そうとしはじめ、この詐欺行為が崩壊することになる。

昨年12月末には、韓国からアメリカへと及ぶ、同様の詐欺行為が報告された。この詐欺では、投資家から2億5,000万米ドルが盗まれている。当初はイーサリアムをマイニングすると説明されながら、実際には人々にリターンが本当であると納得してもらうためのコインをマイニングしただけだった。

Coindesk は今週、中国で警察が摘発した詐欺行為で、1,300万米ドル相当の盗難が確認されたと報道している。

 

参考URL:

http://thebridge.jp/2018/04/south-korea-lays-multi-million-dollar-fines-bitcoin-ponzi-scheme-masterminds-20180420