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自作PC初心者女子のマイニング奮闘記③「自作PC組み立て後編〜組み立て作業の完成〜」

自作PC初心者女子のマイニングシリーズの3回目です。

前回までをおさらいすると、CPU・メモリ・マザーボード・電源ユニットの最小構成で動作することを確認しました。最小構成で動作すればOSは入っていませんが、最低限パソコンとしての機能を果たすと言えます。

今回は、GPU、ストレージ、光学ドライブ、モニター、キーボードをつなぎ、パソコンの組み立てを完成させるまでを紹介していきます。

1,GPUをつなぐ

まずはGPUマザーボードに挿します。GPUを直に挿すスロットはこのマザーボードの場合1つしかありません。 そのため、GPUを増設する2枚目以降の場合には直接マザーボードに挿すことはできません。(GPUの増設については、後ほどまとめます)

直接挿すためのスロットが複数付いているマザーボードの場合には、基本的には一番上のスロットを使います。

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GPUの挿し込む部分とスロットの刻みを確認して、スロットの奥までGPUをしっかりと挿しこみます。メモリと同様にロックが付いているので、しっかりと食い込んでGPUが簡単に抜けないようになっていれば大丈夫です。

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今回私が選んだGPUは大きく、重いため、スロットに挿した部分だけが支えになっている状態だと不安定です。ケースを使用しない場合にはメタルラックに結束バンドで吊って固定するといいでしょう。

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次にGPUの電源コネクタと電源ユニットをつなぎます。GPUの電源コネクタの形状は種類によって違います。

GeForce GTX1060の場合は8ピンです。画像は2枚目に買ったRadeon RX570のコネクタで、こちらも8ピンです。そのため、8ピンのコードを使用します。

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GPU電源コネクタを電源ユニットにつなぎます。電源ユニットの8ピンの挿しこみ口を使います。

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2,ストレージをつなぐ

SSDマザーボードと電源ユニットにつなぎます。

左側をマザーボードにつなぎ、右側を電源ユニットにつなぎます。この平らなコネクタをSATAと呼びます。最初に左側のケーブルをマザーボードにつなぎます。

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このマザーボードSATAコネクタの位置は画像の通りです。

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私の場合、下の列の下の段のSATAコネクタを使用することで通電しました。原因はよくわからないのですが、挿しこみ口によって通電したり、しなかったりします。

SATAコネクタだけではなく、こういうことが頻繁に起きるのが普通のようです。そのため、通電しなかったら挿しこみを変えてテストしてを繰り返してみると良いです。

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次に右のケーブルを電源ユニットにつなぎます。

右側のSATAコネクタケーブルの反対側は6ピンコネクタになっているので、この電源ユニットの場合は画像の位置につなぎます。

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3,光学ドライブをつなぐ

SSDと同様にSATAコネクタをです。右側をマザーボードにつなぎ、左側を電源ユニットにつなぎます。

まずは右側のコネクタの反対側をマザーボードにつなぎます。

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こちらもSSDと同様にマザーボードSATAコネクタにつなぎます。私の場合は上列の上段につなぐと通電しました。

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次に左側のSATAコネクタの反対側を電源ユニットにつなぎます。こちらもSSDと同様に6ピンコネクタの挿しこみ口を使用します。

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4,モニターとキーボードをつなぐ

GPUマザーボードに直に挿している場合には、モニターケーブルはマザーボードのコネクタではなくGPUのコネクタに挿します。(マザーボードに付いている拡張スロットに直にGPUを挿さずに、ライザーカードを利用してGPUをつないでいる場合には、モニターケーブルはマザーボードのコネクタにつなぎます。)

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GPUのコネクタの形状は画像のようになっています。マザーボードも同様のコネクタです。

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モニターにつなぐ際にも、GPUのコネクタと同様の挿しこみ口を使います。そのため、右隣の青いコネクタは使用しません。

モニターケーブルを購入する際に注意しましょう。

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あとは、モニターを電源コンセントにつなぎます。

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キーボードはUSBにつなぎます。マザーボードに付いているUSB挿しこみ口は赤枠の部分です。(赤枠右端の一番上の挿しこみ口はネットにつなぐ挿しこみです。隠れて見えないのですが、USBは2段目に付いています。)

USBの挿しこみ口は複数付いています。キーボードが認証しないときには、挿しこみ口を変えて動作するかテストしてみてください。私の場合は左側のUSB挿しこみ口を使用してもキーボードが認証せず、右側の挿しこみで認証しました。

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これで組み立て作業は完了です。あとは前回紹介した最小構成で動作確認をしたように、マザーボードの端子をショートさせて動作確認をします。

正しく動作すれば、モニターに画像のような画面が表示されます。

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通電するとCPUファンが回りはじめ、GPUのライトが光るなど何か動作が確認できます。通電が確認できない場合には、以下を確認しましょう。

GPUマザーボードのスロットに奥までしっかり挿し込まれているか

GPUの電源コネクタがしっかり挿さっているか

・使用しているケーブルは正しいか、コネクタのピンの数と合っているか

・電源ユニットへの挿しこみ口は正しいか

SSDSATAコネクタの挿しこみ口を変えてテストしてみる

光学ドライブSATAコネクタの挿しこみ口を変えてテストしてみる

私の場合はSSDからマザーボードにつないでいるSATAコネクタの位置を変えることで通電しました。

また、通電してもモニターに「No signal」と表示されて認証しない場合もあります。私の場合はメモリの位置を変えることでモニターが正常に動作しました。CPUのピン折れなどが原因でモニターが認証されない場合もあります。

そのため、最小構成の時点でモニターが表示されるか検証するのが一番手間がなくて良いです。ただGPUマザーボードに直接挿す場合には、モニターケーブルをGPUにつながなくてはいけないため、今回はこちらでモニター検証を説明しました。

 

私ははじめての自作PCだったので、小さなこと一つ一つにつまずき、その度に動作テストを繰り返しました。慣れてくるとなんとなくわかるのですが、初回は手探りなので地道な作業です。

やってみて気づいたのですが、自作PCは文系だから合ってないということはないです。別にコードを書いたり、計算したりなど難しい作業は一つもありません。ただひたすらテストするだけです。正常に動作しないときには「どうやったら動作するか」「これならどうだ」とすべて試してみることだけです。全部試すと動きます。

 

モニターが正常に映ったら、次にOSのインストール、各ドライバのインストールを完了させます。そしてウォレットを登録し、マイニングソフトをインストールすればマイニング開始です。

絶対できるので頑張りましょう。

 

ではでは〜〜〜