現代紙幣にサヨナラした30代女子のブログ

はじめて作ったパソコンで、自宅でお金を発行してる30代女子のブログです🤑

自作PC初心者女子のマイニング奮闘記⑤追記編「マイニングツールNiceHashについて詳しく」

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※2017/12/10追記:先日NiceHashがハッキングに合い、GOXしました。

NiceHashを継続して使うことは個人的に不安があるため、別のマイニングツールに変更予定です。

※2017/12/12追記:NiceHash公式よりサービス再開のツイートがされました。NiceHashの使用については個人のご判断にお任せいたします。

MinerGateでのマイニングを始めましたので、ご興味ある方は新しい記事をご覧ください。

crypto-therapist.hatenablog.com

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私は8月にGeForce系のGPUであるGTX1060でマイニングを開始し、その後Radeon系のRX570 4Gを追加しました。GPU2枚でマイニングをちまちま続けていたのですが、9月くらいからジリジリ報酬が少なくなっていました。

私の場合、GPU2枚で1日最高値で28ドルくらいは掘れていたのですが、最近では20ドルを切る状況。。。マイニング報酬が減っている原因はアルトコインの価格が下がったことや採掘難易度が上がってマイニング効率が悪くなったこともありますが、あまりに掘れなさすぎる日が続き。。。

 

そんな中、ふとマイニング中のPC画面を見るとNiceHashツールの画面に「Let's upgrade」的な表示を見つけ「アップグレードしたら採掘効率上がるかも!」と安易にクリックしてアップグレードしようとしたら全く掘れなくなってしまいました( ̄◇ ̄;)

具体的には、最新版にアップグレードするとなぜかGPUは両方認識するけれどもRX570を動作することができなくなってしまったのです。

調べてみるとどうやら最新版はあまり安定していないらしく、まだレガシー版を使用した方がいいらしい。

 

そもそも、NiceHashに関してはなんとな〜くダウンロードできて、なんとな〜く使えていたのですが、採掘効率が落ちているのはきちんと使いこなせてないからではないのか?ということで、今回最初からNiceHashのダウンロードをやり直してみました。

前置きが長くなりましたが、まとめていきます!

 

1,NiceHashマイナーをサイトから無料でダウンロード

まずはダウンロードサイトにアクセスします。

miner.nicehash.com

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サイトにアクセスしたら「AMD」をクリックします。

私の場合、最新版である「NVIDIA」はRX570を動作できませんでした。現状ですと「AMD」が安定して使えます。

AMDをクリックすると英語でわ〜っと書いてあるのでどこをクリックすればいいのかわからず「ぎゃー!!」となる方も多いと思います。私がそうでした 笑

 

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最初の方に表示されている「1.8.1.4 Pre-release 3」や「1.8.1.4 Pre-release 2」はプレリリースというテスト版なので、選択するのは「1.8.1.3」の項目にある「NHML-1.8.1.3.zip」です。

 

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上記をクリックしてzipファイルをダウンロードし、開きます。

するとまたもや「ぎゃー!!」となるのですが、落ち着いて「NiceHashMinerLegacy」をクリックして展開します。

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上記をクリックして展開すると、またもやワ〜っとファイルが並ぶので、その中から落ち着いてニコちゃんマークがついた「NiceHashMinerLegacy」を選択します。

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2,設定

ダウンロードが完了したら、「Settings」から設定に入ります。

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設定といっても内容は3つだけです。

「振込先アドレス」と「マイニングしている場所」と「表示する通貨単位」です。

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振込先アドレスだけ間違いがないように注意してください。

NiceHashは登録したウォレットのアドレスに紐付けされるので、採掘したぶんを登録アドレス以外に送ることはできません。

入力が完了したら「Save and Close」で閉じます。

3,ベンチマーク

次に「Benchmark」をクリックし、ベンチマーク設定をします。

これは採掘するためのGPUを認識させる処理です。ベンチマークがしっかりできていないと採掘効率が悪くなるのでしっかり行いましょう。

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CPUはベンチマークしないでください。

マイニング初期はCPUマイニングができましたが、今は電気代が高くなり効率が悪いです。GPUだけを選択し「Standard」にチェックを入れてベンチマークスタートです。

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ベンチマークが済んでいないGPUは「青」で表示され、ベンチマークが済むと「緑」に変わります。緑色にマークされたら「Close」で閉じます。

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4,マイニングスタート

ベンチマークが済んだらいよいよマイニングスタートです。

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マイニングが始まると以下のような画面が出ます。

リンクをクリックするとオンラインで採掘状況が確認できます。1日あたりのマイニング報酬や報酬残高も表示されます。

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まとめ

結論として、今回きちんとツールを入れ直したことで採掘効率が少し上がりました。

NiceHashはマイニング報酬をビットコインで払い出します。この報酬はいつでも受け取れるわけではありません。

残高が0.1BTC以上ある場合には1日1回報酬受け取り先のウォレットに送金されますが、0.1BTC以下の場合には0.01BTCを超えたら1週間に1度の割合で送金されるシステムです。

なので、私のようにちまちま掘ってる場合には送金は1ヶ月に1度くらいの割合になります。

 

NiceHashマイニングしたアルトコインをBTC換算しているのではなく、マイニングパワーを提供するシステムです。

そのため、採掘している通貨によって相場が低かったり乱れたりすることはあっても、ある程度安定して報酬を受け取ることができることが利点です。

欠点としては、マイナーと呼ばれるツールよりも手数料がやや高いことです。NiceHashは約2~4%ですが、他の一般的なプールは1~2%程度です。

また、アルトコインを直接マイニングした方が効率が良い場合もあるため、自分が好きな方法でマイニングツールを選んでみてくださいね。