仮想通貨取引所の「販売所」と「取引所」の違い
初めて円でビットコインを買うときに、多くの人は国内取引所を利用します。そして、その使いやすさから「販売所」の機能を使ってビットコインを買う人が多いのではないでしょうか。
なかには自分が使ったのが販売所なのか、取引所なのかわからないという人もいるかもしれません。
販売所での売買と取引所での売買では価格に大きな差が生じます。知らずに利用することで大損してしまうので、ここでは簡単に販売所と取引所の違いを説明します。
1,販売所とは
販売所では、運営している企業からコインを買ったり、売ったりできます。
※資料は去年作成したため、現在価格とかなり差があります。ご了承ください。
今回は有名な国内取引所であるコインチェックを例に見ていきましょう。ここではコインチェックからビットコインを直接買うことになります。
画像からもわかるように、ビットコイン価格が定価で表示されているため、購入手順がとても簡単です。ただし、価格はかなり高い場合が多いです。
2,取引所とは
取引所では、利用しているユーザー同士でコインを買ったり、売ったりできます。
実際の利用方法についてはこちらにまとめています。
crypto-therapist.hatenablog.com
取引所には買い板と売り板というものがあります。
例えば、1BTCをこの時点で一番安く売ってる板は赤枠で囲んだ892,700円です。そこには1.0645BTC分の注文が集まっているので、この板をクリックすれば1BTCを892,700円で注文することができます。
コインの価格が決まっている販売所よりもユーザー間の言い値で売買できる取引所のほうが基本安く購入できますが、自分が買いたい値段で買いたい量を売りたがっている相手がいなければ、取引は成立しません。
まとめ
このように、初心者でも簡単にビットコインの売買ができるのが販売所、戦略的な取引ができるのが取引所です。
最初は無理せず販売所を使って間違いのない売買をすることをおすすめしますが、慣れてきたら取引所を利用してみてください。海外取引所もチャートと注文板がある形式なので、取引所が使えれば海外取引所も簡単に利用できます。