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BITTREXのCEO、「一部の仮想通貨を米ドルで取引可能にする」

シアトルに拠点を置き多くの仮想通貨を取扱う仮想通貨取引所BittrexのCEOであるBill Shiharaが、人気のあるいくつかの仮想通貨を米ドルで取引可能にする旨を発表しました。

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一部の投資家向けの施策

詳細は明らかにされていませんが、一部の投資家向けに提供されるもので一般の小口投資家にとっては魅力的なオプションではありません。
この発表は、一連のTetherの動向に疑念を抱く投資家にとっては高い関心事のようです。
既存の法定通貨である米ドルでの取引が可能になると、数百種類に及ぶ仮想通貨のプラットフォームが持つ煩雑さを低減させることができます。
現在、ある仮想通貨を購入するためには手持ちの通貨を全く関係の無い別の仮想通貨へ交換して購入する必要がありましたが、米ドルでの購入が可能になればこのような手間を省くことができます。
またBill Shiharaは

Bittrexはフィデリティ(資産運用会社)等のような小売店になることは決して無いだろう。

 と述べています。
Bill ShiharaにとってBittrexはより洗練された顧客・投資家に焦点を当てたもので、アマチュアが必ずしもBittrexでの取引をするべきとは考えていないと語っています。
Bittrexが投資家に向けてこのような施策を行う背景には、Tether(発行額に相当するドルを保有していない疑惑)やコインチェックでのNEM流出事件が存在します。
健全に市場を拡大するためには、投資家が安心して投資を行える環境が重要であると考えているようです。
今日仮想通貨市場は絶え間なく進出する仮想通貨や取引所の信任問題、投資詐欺等混乱を極めています。

新規仮想通貨が上場するための正式なガイドラインを発表

Bill shiharaは、取引所が従うべきガイドラインとして法的規則に準拠した上場のための適切な仕組みとその上場の廃止について策定していると述べています。
現在の数多くの取引所にあるトークンの一覧は規則や規制を遵守しているかは不明瞭で、投資家がそれらを把握することは困難です。
Bittrexの場合、規則と規制は明確であり投資家は一覧されるすべてのトークンがガイドラインを遵守していると確信できます。

上場廃止による撤退に際しても投資家を保護

万一トークンの上場が廃止となった場合のガイドラインも策定されており、各取引所は廃止にあたっての必要な手順の把握が容易となります。
企業や投資家は廃止される2週間前にこの事実を確認することができ、資金を撤収するのに必要な十分な時間を提供するとのことです。

 

参考URL:

https://bittimes.net/news/5051.html